昨日まで5日間、愛知県岡崎市にある自然科学研究機構 生理学研究所にて修行を行ってきたので報告いたします。
まず、生理学研究所(略して生理研)は、人体基礎生理学研究・教育のための大学共同利用機関であり、人体の生命活動−特に脳と人体の働き−の総合的な解明とそのための国際的研究者の育成を行うところです(生理研HPより)。
総合研究大学院大学として、大学院生の充実した教育機関でもあります。
彼末研の中田さんが学位を取られたところですね。
スポ科と違ってスポーツを扱うことは難しいかもしれませんが、純粋に生理学を極めたい学部生・修士生は、こちらへ進学するのも選択肢の一つかもしれません。施設・環境がビックリするほど充実しています。

そして、生理学トレーニングコースとは、生理研が主催となり、毎年夏期集中で行われ、学部生、大学院生、若手研究者を対象として、実習形式で最新の生理科学の技術を学べるものです。
学部生でも参加できるので、興味がある方は来年以降、参加してはいかがでしょうか。
分子レベルからヒトの行動レベルまで、様々なコースが用意されていますが、今回、私はヒト脳機能マッピングについて学んできました。要は、fMRIの理論、技術のお勉強です。

通常、2~3年かけて学ぶものを5日間で詰め込むというキツキツの日程でしたが、多くの一流スタッフの方による手厚い実習補助、講義によって、基本的な理論、技術は習得できたように思います。
また、全国から集まった受講生やスタッフの方々と交流の機会が出来たことは非常に意義のあることだったと思います。
最終日、実習後に生理研のMRI施設を見学させてもらいました。
ここには3テスラのMRIが3台もあるという何とも羨ましいところでした。
当然、スポ科と違い、医学的な研究、診断に用いられることはないので、脳機能画像を撮影し放題です。
実際、一台は頭部専用機のMRIでした。
もう二台は、なんと二人の被験者を同時に撮影して、両者間でコミュニケーションをしているときの脳活動を調べるという画期的な研究をするためのものでした。
| Dual MRI (定藤研HPより) |
お金(施設)も知識(アイディア)も人員も兼ね備えた恐るべき研究機関であることを身にしみて理解できました。
とはいえ、このようなところと対抗していかなければいけないのです、そうですね、報告記を長々と書いている場合ではないのかもしれませんね。
以上、6月中旬から8月上旬までの長かった出張ラッシュが終わり、腰据えて論文書いていこうかと思います☆
・・・あ、GCOEシンポジウムの準備しなければ。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿