神経科学大会@名古屋 (Neuroscience 2012) に行ってきました。
分子レベルから脳の高次機能まで幅広い分野をカバーする非常に規模の大きな学会です。
口頭発表は全て英語で行われるため、英語の勉強にもなります。
今回、全体を通して「繋がり」というキーワードを随所に感じました。
皮質-皮質間誘発電位(CCEP)という手法で皮質間のネットワークを調べる研究や、本研究室の加藤くん(D2)のお兄さんが発表されていた人工神経接続を用いた運動学習モデリングが印象に残り、BMI(Brain Machine Interface)の最新研究成果も多く発表されるなど、最先端の神経的な繋がりをテーマとする研究が多く目につきました。
また、上記のような”個体内の繋がり”だけでなく、二つの個体(ラット二体、サル二体、ヒトとPCなど)を用いて行動実験を行い、個体間の社会行動をモデリングする研究などが印象に残りました。このような研究は運動学習研究会やMotor Control研究会でも見かけ、先月も、ヒトがコミュニケーションする際の脳活動計測が出来る装置があることを報告したように、この分野は現在流行っているようです。本研究室は主にヒト一人の運動制御、スポーツ動作を対象としています。しかし、スポーツは団体で一つの仕事をするものが多いので、スポーツ時における”個体間の繋がり”の仕組みを調べられたら面白いと思いました。
そして、様々な学会、研究会に参加していることもあり、その際に知り合った方々とも再会する機会があり、簡単な現状報告や世間話などが出来ました。”繋がり”の研究もいいですが、研究を通して出来た”繋がり”も大事にしていきたいです。
D2中川
